ロジカルノーツ

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2020-01-01から1年間の記事一覧

【読書会参加者レポート】昔の商人は文明のインフルエンサー - 考察のために外交官にもインタビュー

【紀元前1700年までの商人】について考えたい。 自分たちの足で未開の地へ進み、文明のひろがり、そして大文明の発展に大きな影響を与え、貢献した【紀元前1700年までの商人】たち。いわば“文明のインフルエンサー”であった。その仕事は、我々の生きる現代社…

ゾロアスター教・ユダヤ教・キリスト教

読書会「マクニールの『世界史』を読む」の第3回目の発表資料がイタリアから届きました。作成者は「とあるキリスト教教会関係者」さん。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com 今回の範囲は「中東のコスモポリタニズム 紀元前1700ー500年」で、次の…

読書会感想文 - シュメル文明伝播の第一次の様相

2020年2月16日、読書会「マクニールの『世界史』を読む」の第2回目を実施しました。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com スケジュールの都合上、当日に参加できなかった方たちからの感想文が届きましたので、紹介させていただきます。 第2回目で扱…

人生と哲学 ~哲学のほんの入り口で感じたこと~

けようです。 私は自治体職員として働きながら大学院で哲学を研究し、鷲田清一先生のもとで学びました。 www.logical-notes.com 今回、人生の中で「哲学」という学問に触れる意義について、私の思うところをお話しさせていただきます。また、哲学カフェを開…

いい大人がシュメル文明の影響について話し合ってみた

2020年2月16日(日曜)に「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第2回目を実施しました。 今回の内容は、シュメル文明がどのような影響を及ぼしたのか。発表者は、ロジカルノーツAdministratorの鈴木順一。 www.logical-notes.com 以下では、鈴木の発…

【寄稿】働きながら大学院に通うこと ~哲学に触れる!~

自分の中になかったものを自分の中に取り入れること、あるいは、目を向けてこなかった自分自身に気づくこと。これが学ぶということだと思います。 進学、成績、就職、業務・・・こういった目的のために学ぶことの大切さを否定しません。むしろ、自分の人生を…

小説のイタリア語訳に挑戦

以前も書いたが、イタリア語を書く際に、その内容にこだわってしまうのが私の悪い癖なのかもしれない。テキストにある課題が面白くないと、書く気が起こらない。そこで、日本語の歌詞をイタリア語に翻訳してみようと思い、部分的にではあるが、試みた。 www.…

シュメル文明の第一次的ひろがり

「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第2回発表資料が完成しました。 日時:2020年2月16日19時~21時 会場:コモンルーム中津(大阪市北区豊崎3-13-5 TKビル)3階貸会議室(和室) 図書:ウィリアム・H・マクニール「世界史(上)」(訳:増田義郎…

現地に住まないとわからないこと-留学のメリット-

驚きの質の変化 イタリアに来て間もなく5ヶ月になろうとしている。最初の頃と比べて、驚きの質が変わったことを書いてみたい。 来て間なしの頃は、言葉がわからなくても「人々のふるまいの違い」に驚いていた。私の場合は、日本を基準に考えて、自分にとって…

「脱宗教」の流れと、今も昔も変わらないこと

先日実施した読書会【マクニール の「世界史」を読む】の第1回目では次のような発表を行いました。 www.logical-notes.com これについて、とあるキリスト教教会関係者から感想文が届きましたので、紹介させていただきます。 私はマクニールの「世界史」を「…

未知の過去に思いをはせて

「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第1回目(シュメル文明以前)の参加者Aさんから振り返りコメントが届きましたので、紹介させていただきます。 図書:ウィリアム・H・マクニール「世界史(上)」(訳:増田義郎・佐々木昭夫)中公文庫(2008) …

いい大人がシュメル文明以前について話し合ってみた

2020年1月19日(日曜)に「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第1回目を実施しました。 同じ言葉に触れたとしても、その読み方は人によって違います。 そして、その違いは、読み手の過ごしてきた時間が反映されたものです。 どのように感じたのか、…

イタリア特派員シリーズ(4)母語話者に教わらないとわからないこと

新しいクラスになって 1月から新学期が始まった。幸い、上のクラスに上がることができたので、心機一転頑張っていきたいと思っている。 早速一日を終えて、今までとの違いを感じた。それは、使われる単語の量が増えているということである。さらに、クラスの…

ロジカルノーツの目的 - 3年目を迎えるにあたって、「変わったこと」と「変わらないこと」

2018年2月6日、ロジカルノーツをはじめました。まもなく3年目を迎えようとするのですが、この2年間でいろいろと状況も変わってきました。そこで、これまでの時間を振り返り、改めてロジカルノーツの目的について述べてみたいと思います。 ロジカルノーツをは…

【寄稿】「好き」を仕事にする生き方

ロジカルノーツの読者の皆様、はじめまして。 私はアパレルデザイナーをしています。「好き」を仕事にしています。これは自信をもって言えることです。 その話を書いてほしいとのご依頼があり、皆様の目にとまるこの文章を書かせていただいています。 フリー…

【狩猟から農耕へ】共同体意識の高まり、生かされている意識の芽生え、そして、人を相手とする戦い

2020年、ロジカルノーツ主催の読書会をはじめます。 名称:マクニールの「世界史」を読む 図書:ウィリアム・H・マクニール「世界史」(訳:増田義郎・佐々木昭夫)中公文庫(2008) マクニールの「世界史」を少しずつ読み進めていく会となります。 第1回目…

読書会をはじめます

(某予備校での休憩時間) 鈴木「おつかれさまです。時間もありませんので、用件だけ。先日のセミナーで監査法人の方が参加されたじゃないですか。その方が読書会をしてほし・・・」 吉崎「やりましょう!」 鈴木「そう言うと思った!でも、ちゃんと聞いてく…

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