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努力を可視化し、自分を応援する|4浪目の受験ドキュメンタリー(2)~4月上半期

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4浪目大学受験生Iです。


僕は、高校卒業後、2年間は塾に通い、3年目の昨年度は「宅浪」し、結果としては「受験せず」に至りました。いろいろ悩み、落ち込み、どうしようもない不安感を覚えながらも、再度、大学受験に挑むことになりました。

 

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前回の記事でもお伝えした通り、これから僕の4浪目の、2022年の受験勉強記録を随時公開します。


今回は「4月上半期まで」にやってきたことをまとめますが、その前に、「なぜ、受験勉強記録を公開するのか」について書きたいと思います。

 

自分のために

 


昨年度の「宅浪」生活の中で、僕は、生活等のペースをつくることができず、徐々に勉強から離れていってしまい、まったく勉強しなくなり、果ては申し込んでいた共通テストすら受けずに終わりました。


「宅浪」のしんどさ要因はたくさんあります。


まず、自分が前に進んでいるのかが見えにくいこと。


ロジカルノーツ管理者の吉崎先生に相談した結果、「記録を残したらいいんじゃないか」という話になりました。


ひとり勉強をすると、どうしても深く落ち込むことがある。そのときは「できてないこと・やってないこと」にばかり目がいきがちで、その自責の念が自分を苦しめ、勉強に手がつかなくなる・・・この負の連鎖をどうにかするために、「やってきたこと」記録しよう。それが、受験に対する不安が最高潮に達する数ヶ月後、思いっきりへこんだ自分にとってのエールになるはずだ。


こういった理由から、勉強スケジュールの中に「振り返り&記録」の時間を組み込むことになりました。


また、「宅浪」には、強制されたスケジュールがありません。勉強計画を立てても、自分ひとりでそれを守ることはとても難しいです。


そこで、定期的に吉崎先生に学習記録を報告しようと思ったのですが、「それだけじゃ、強制力ないよね」ということになり、「継続する」ことを目的に、この「4浪目の受験ドキュメンタリー」シリーズをはじめることになりました。

 

誰かのために

 


「4浪目の受験ドキュメンタリー」をはじめると決まって、吉崎先生からは次のようなことを言われました。


「公開した記事を読んでくれる人がいる。その人も君みたいに悩んでる人かもしれない。それは今年なのか、来年なのか、ずっと先のことなのかはわからないけれど、そういう人が指針にしたり、支えにしたりする可能性もあるわけだから、途中で投げ出さずに続けてね」


僕自身、これまでに受験生の勉強記録をいろいろとネット検索してきました。


どんな時期なにをしてきたのか。


どのような悩みを抱えているのか。


そういった情報が助けになることを実感しています。僕の記録がそうなれるかはわかりませんが、「誰かのためになる」という意識ももって取り組んでいきたいと思います。

 

1・2・3月

 

理数系科目

 


吉崎先生に連絡をとったのが1月。それから、以前使っていた教材を引っ張り出して、主要科目の基礎を洗い直し、それと並行して、英語リスニングの耳慣れに取り組みました。


久しぶりの受験勉強ですので、完璧を目指すのではなく、勉強の習慣や感覚を思い出すことが目的です。


3月末時点で、ざっと確認できた理数系科目は、次の通り。

 

  • 数学:「黄チャート」ⅠA、ⅡBの途中まで
  • 化学:「理論」範囲
  • 物理:「波」まで

 

英語

 


僕にとっての最重要科目「英語」ですが、体系がつかみやすい理数系科目と違って、「なにをすればいいのか」という問題がありました。


また、一昨年(2浪目)の受験では、読まなければならない英語の量が大幅に増えた共通テストで苦い思いをし、「ずっと使ってきた教材をもう一度やってみるだけでいいのか」という不安もあります。

 

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なにか違うアプローチがないかと思い、相談した結果、「英検準一級」を目標に進めることにしました。


その理由は、次の3つです。

 

  • 英検準一級取得者は大学入試の英語で困ってない
  • 英語4技能を高めることは、将来の役に立つ
  • 試験から離れてるので、テスト慣れしておきたい


僕にとっては高いハードルですが、苦手なもの向き合い、いろんな意味で成長するために挑戦したいと思います。

 

4月上半期

 

方針

 


昨年度の「宅浪」生活でのダメージがあり、無理な計画を立てるべきではないと判断し、4月上半期の方針を次のようにしました。

 

  • 英語:5月末に控えた英検準一級へ向けた勉強
  • 数学、理科:基礎からの復習


また、「自宅で勉強するのは避けたほうがいい」というアドバイスをもらいましたので、自習利用可の図書館で勉強することにしました。なので、開館日等に合わせたスケジュールを立て、火曜~土曜を勉強日日曜を予備日月曜を休息日と設定。


まだ勉強慣れの段階ということもあり、一日中ずっと勉強に集中できるとは限りません。そこで、苦手科目の英語には必ず触れるようにするため、午前中は「英語」午後は「他科目」とし、心と体の状態によって、その都度、午後の使い方を決めることにしました。

 

計画・実行・結果

 

計画

 

  • 09:00~12:00:英検の勉強
  • 12:00~13:00:昼食、散歩
  • 13:00~17:00:他の教科

 

実行

 


上のような計画を立てていましたが、実際にはなかなか守ることができませんでした。


まず、開始時刻が9時20分頃になってしまうことが多く、次のような感じになりました。

 

  • 09:20~12:30:英単語帳を使い、単語力とリスニング力の強化
  • 12:30~13:30:持参した昼食を食べ、その後、周辺を散歩


次に、午後は、13時半から「黄チャート」ⅡBの残りを解いていたのですが、勉強を終える時間日によってまちまちでした。17時半頃まで勉強する日もあれば、早ければ14時半に帰宅し、家で続きをする日もあれば15時頃には勉強をやめる日もありました。


この2週間では、英語、数学以外の教科に手をつけることができませんでした。

 

結果

 


4月上半期までにできた結果は、次の通り。

 

  • 英語:単語は自分の納得できるところまで終了
  • 数学:「黄チャート」ⅠA、ⅡBは終了


勉強をやめる時間が不定だったので、「午後」にまわしていた科目十分にできたわけではありません。自分の状態を楽観視せず、苦手な英語を「午前」に設定したのはよい判断だったと思います。


得意科目だった数学に関し、ⅠAとⅡBに一通り目を通せたのはよかったです。3分の2くらいは「できる」と思え、「できないもの」や「理解が不確かなもの」3分の1くらい、という現状把握できました。

 

感想

 


この2週間の、計画通りに運べなかった自分の行いと成果を文字に起こし改めて読み返すと、自分の行動の無責任さに自身でがっかりすると同時に、罪悪感恥ずかしさを覚えます。


今回のような結果となった原因は、計画が大雑把なことによりその日の気分に左右されることにあるのではないかと考えます。


計画が大雑把になりがち原因としては、焦りや自信の無さからすぐに結果が出るような勉強をしようとしてしまうことにあると思いました。また、心当たりはあるのですが、日毎一日の中でも高揚感憂鬱感が繰り返し、そのことがさらに無計画さに拍車をかけているのではないかと考えます。それらに対処するため、読書も兼ねて認知行動療法の本を現在読み進めており、勉強と並行して無計画性を改善していきたいと思っています。


また今回報告をまとめるにあたって、自分の行動を振り返ったこと自身を省みるきっかけになったので、週に一度、日曜日に振り返りは取り入れようと思います。


(Iくん)

 

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