ロジカルノーツ - logical notes

「論理の力」を考える勉強部屋です

TOEFL iBT ライティング Independent Task

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TOEFL iBTではIndependent Task(独立型課題)とIntegrated Task(統合型課題)の2つがライティングセクションで出題されます。今回の記事では「独立型課題」について詳しく見ていきます。

 

Independent Taskとは?


Independent Task(独立型課題)では、あるお題に対して自分の意見を英語で書く力が求められます。問題文やお題が英語で書かれていることから最低限のリーディングの力はもちろん求められますが、基本的には他の3技能(読む力、聞く力、話す力)とは独立して純粋に「英語で書く力」が求められています。

 

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では、TOEFL iBT Independent Taskの問題イメージを見てみましょう。

 

問題イメージ


Directions: After reading the question carefully, you will write your essay in 30 minutes. You should write more than 300 words in order to compose an effective response. 

ーー

指示:問題を注意深く読んだ後に、30分でエッセイを書きます。効果的なエッセイを構成するためには300ワード以上書くことが求められます。


Question

Do you agree or disagree with the following statement? Children should be required to help with household tasks as soon as they are able to do so. Use specific reasons and examples to support your response.

ーー

問い

次の意見に賛成ですか、それとも反対ですか。子供はできるようになるとすぐに家事を手伝うことを求められるべきである。特定の理由と例を挙げて解答をサポートしてください。

 

30分で300ワード以上をタイプ


TOEFL iBTはコンピュータを使ってインターネットを介して行われるテストですから、ライティングではキーボードを使ってタイピングをすることが求められます。スクリーン上で扱える機能としてはCUT(切り取り)、PASTE(貼り付け)、UNDO(取り消し)の3つがあります。また、スクリーン上では30分のカウントダウンと、ワード数のカウントが行われます。


上記の問題イメージの「Directions」の部分で書かれているように、30分で300ワード以上のエッセイを書くことを求められており、この30分にはもちろん内容を考えて英文をタイプする、そして見直しを最後に行う、までの全ての工程が含まれます。そして、「Question」の最後に書かれているように、Use specific reasons and examples to support your response.(特定の理由と例を挙げて解答をサポートしてください。)とありますから、英文に忠実に考えれば理由と例を「2つ以上」自分のエッセイに含めることが求められていることもわかります。

 

あくまでDraft(下書き)


TOEFL iBTのライティングセクションでは2回の採点がRator(採点官)によって行われます。1回はコンピュータによって機械的なエッセイのチェックが行われ、0点~5点までの1点刻みで点数付けされます。2回目は人間のRatorがエッセイをチェックし、同じく5点満点で点数をつけます。この2回にわたって付けられた点数を平均したものが、そのエッセイのスコアとなります。


細かい採点の基準はETS(TOEFL iBTを実施する団体)が発表していますが、大きくまとめるとGlobalな視点Localな視点の2つの観点から採点が行われます。Globalな視点では、エッセイが問いに適切に答えているか、パラグラフの構成が適切にできているか、内容に首尾一貫性があるか、といった内容とエッセイの構成面に重きを置いたチェックが行われます。一方、Localな視点では、文法や句読法が正しいか、ボキャブラリーの豊富さが示せているか、といったエッセイの細部に注目したチェックが行われます。


Independent TaskでRatorが重視しているのはGlobalな視点です。30分で300ワード以上のエッセイを仕上げるとなると、細かいスペルのミスが1つ2つあったとしても大きな減点材料とはなりません。もちろん、大きな文法的なミスや語句の使い間違いによって文意の理解に大きな影響を与える場合を除きますが、内容とパラグラフの構成をしっかりと示すことができていればIndependent Taskでは「良いエッセイ」と認められます。つまり、求められるエッセイは「1つのミスもない完成版」ではなく、あくまでも「内容と構成を詰めきった下書き」であればよいわけです。


次回の記事ではTOEFL iBTのライティング Integrated Taskについて考えたいと思います。

 

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