ロジカルノーツ - logical notes

2020大学入試改革!英語4技能と論理的表現のあり方を考察

「問題解決」の言葉のポイント

「問題解決」の文脈と表現 「問題解決能力が重要だ」・・・よく聞くこのフレーズ。耳にタコができそうです。そして、至らない我が身を振り返ると、心にグサグサと刺さります。ほんとうんざり・・・冒頭から話が逸れてしまいました。 「問題解決能力が重要だ…

【寄稿】とある教会関係者の言語学習体験記(3)ラテン語

学習するいきさつ 私がこのブログを書くように頼まれた大きな理由は、ここからのことが関連しているのではないかと推測する。ラテン語を学習している人は世の中にある程度いらっしゃるだろうが、そこまで多くないだろう。私は言語に興味を持ってラテン語を勉…

「事実と評価・意見の区別」が「協働」の基本 − 「報告・連絡・相談」〜「ソラ・アメ・カサ」

ホウレンソウ、カクレンボウ ホウレンソウ・・・野菜のspinachではなく、「報(報告)・連(連絡)・相(相談)」のことです。山崎富治「ほうれんそうが会社を強くする - 報告・連絡・相談の経営学」ごま書房(1986)によって広く知られるようになったホウ…

【質疑応答】4技能時代における英語教育と受験対策

ロジカルノーツの記事がSmartNewsで紹介されたこともあり、その内容についてご質問等を受けることが増えてきました。特に、「4技能時代の英語評価 - TOEIC撤退によって『英検』が軸になる流れか!?」の記事は反響が大きく、大学入試改革の大きな柱である「…

現代文の新傾向 - センター試験2016(本試験)国語第1問

【新傾向】話し合っている状況の把握 最近のセンター試験現代文では、1つのテーマについて複数の人が意見を交わし合っている状況を把握する力も試されるようになってきています。 今回扱う2016(本試験)では、課題文を読んだ5人の生徒の「話し合いの把握」…

【寄稿】映像作品を使った英語学習の利点【ロンドン大学卒のYさん】

受験指導を担当させていただいた方の中で、高卒後すぐにロンドン大学へ進学したYさんという人がいます。それまでYさんは特別に海外留学をした経験があるわけでもなく、日本で高校生活を過ごしながら海外大学進学を目指して勉強をしていました。 www.logical-…

【関西医科大学】「何について語るのか」の判断で差がつく小論文問題

関西医科大学2018後期 高齢者医療と将来を背負う世代のどちらに税金を重点的に使うべきか。 少し表現をシンプルに書き換えましたが、このような問題が関西医科大学後期入試(2018)で出題されました。 今回は、この問題をもとに、「論述の際にはどのようなこ…

4技能時代の英語評価 − TOEIC撤退によって「英検」が軸になる流れか!?

2020大学入試改革の大きな柱である英語4技能評価。「英検」等の4技能テストの結果が国公立大学の出願資格として用いられるケースも出てきますので、事前に準備を進めておく必要があります。 どのようなテストがあるのか 2018年3月に文科省が認定した4技能テ…

「たとえば」と「つまり」と「あるいは」

包含関係を意識 意味の範囲を気にすること。 これは表現の論理性を考える上で重要なことです。 現代文、特に評論文の問題に取り組む際には「どのような意味でその言葉が使用されているのか」をおさえる必要があり、それを考えるヒントが「意味の範囲」になり…

【寄稿】とある教会関係者の言語学習体験記(2)英語&フランス語

高校卒業まで 中高の6年間、どのように英語を勉強してきただろうか。それを振り返っても確かなことは思い出せないが、イディオムを覚えたり、文章の内容を覚えたり、いわゆる「定期試験対策に」をしていたことは確かだろう。さらに、当時の私はそれなりに覚…

【看護学生限定】就活小論文講座【合格体験記】

先日実施した【看護学生限定】就活小論文講座の参加者の方から「病院就職決まりました!」との嬉しい報告が相次ぎ、同講座の体験記も届いております。その中で、ロジカルノーツでの公開許可のあったものを紹介させていただきます。 www.logical-notes.com 入…

「志望動機」で伝えるべき情報

Instagramでも報告させていただいておりましたが、先日、看護系受験専門予備校トライアルゼミとのコラボ企画として「【看護学生限定】就活小論文講座」というイベントを行いました。 www.logical-notes.com その中で履歴書作成のアドバイスを求められること…

【寄稿】とある教会関係者の言語学習体験記(1)自己紹介

国際化が進み、多様な価値観に触れる生活が身近なものになっていく。そのような未来をイメージしてみますと、これからの人たちにとって、「さまざまな経験者の語り」へのアクセスの機会がますます重要になってくると思われます。 本シリーズでは、多文化・多…

輝真塾(1)YES・NOの責任を引き受ける「英語」

皆さん、はじめまして。株式会社「ささげ屋」業務推進部部長の加藤輝真です。 www.sasageya.co.jp この度、ロジカルノーツ様より「社会へ出る一歩前の人たちに向けた記事を書き、あなたの経験をシェアして欲しい」とのお声がかかり、本記事を書かせて頂くこ…

【正規留学体験記と推薦文】私と英語と留学とその後【ロンドン大学卒のYさん】

社会が多様化していく中で、さまざまな進路選択が身近なものになっていくかと思われます。 今回の記事では、高卒後すぐに海外大学へ進学したYさんの体験記を紹介させていただきます。 「こういう人もいるんだなあ」と思う材料があれば、それに触れた人の選択…

「対偶」を使って表現に論理性をもたせる

「逆・裏・対偶」 論理的表現について考えるために、少し「論理学」に触れてみましょう。 とは言え、特別専門性の高いものを扱うわけではありません。高校数学で習う「集合と論理」(数学Ⅰ)の単元の内容です。 「『A』ならば『B』」という命題に関連して、…

盛り上がること間違いなし!集団討論のレッスン案【あるカラオケ店へのアドバイス】

効果的な集団討論を たくさんの人が存在し、その考え方や感じ方がそれぞれ違っている。だから、世の中おもしろい。 これまでロジカルノーツではさまざまな記事を公開してきましたが、その根底にある考え方は共通しています。 いろいろな考え方や感じ方がある…

【推薦文】青木舞香さん:隙間時間に使える教材としてもロジカルノーツはありがたかったです【大阪医科大学医学部医学科】

今年度、ロジカルノーツの記事を勉強に取り入れた受験生が大阪医科大学医学部医学科に合格。春から医師になるための勉強を始めます。 当サイトのSenior Administratorが個別レッスンをしてきた経緯もあって、「合格しました!」という報告とともに、ロジカル…

「自由英作文」には自由がない(2)

富山大学(医学部医学科)2018年度英語大問3 The following two stories (A) and (B) describe top athletes’ leadership displayed on their teams. Choose one of the stories and write a one paragraph English essay of about 200 words following the …

「自由英作文」には自由がない(1)

日本の大学入試で問われる英作文には大きく分けて2つの種類があり、いわゆる「和文英訳」と「自由英作文」に分けられます。前者はその名前の通り「日本語を英語に訳す」ことを求める問題です。そして、後者の「自由英作文」が昨今の大学入試において出題され…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(6)Q&A

以前の記事で「電子書籍の普及」に関するエッセイを扱いました。その内容に関して質問を頂戴しましたので、その回答もあわせて紹介させていただきます。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com www.logical-notes.com www.logical-notes.com www.logi…

センター試験2013(本試験)国語第1問(2)

「消去法」の使いどころ これまでの2回の記事で「『消去法』の欠点」をお伝えしてきました。 www.logical-notes.com もちろん、「消去法」には利点もあります。たとえば、表現の細部に目を向けて考えることになりますので、「正確な情報を選ぶ経験値が高まる…

センター試験2013(本試験)国語第1問(1)

「消去法」じゃない解き方 センター試験のような選択肢型問題においては、選択肢に書かれている内容を細かく分析し、「課題文と整合しない情報」が含まれている肢を消去する方法(いわゆる「消去法」)を武器に戦う人が少なくありません。 しかしながら、「…

「消去法」についての考察

「消去法」の発想 現代文の出題形式は大きく次の2つに分けられます。 記述型 選択肢型 現行のセンター試験など「選択肢型」では、「選択肢の表現を細かく分解し、課題文とのズレを確認する『消去法』が有効だ」と言われることも多いです。 仮に5つの選択肢が…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(6)

今回の記事が本シリーズの最終記事となります。扱った問題は1つではありますが、さまざまな観点からの説明をしてきました。中には「ちょっと違うんじゃないか」や「こだわりポイントが私とは合わない」といった感想もあるでしょう。でも、それでいいんです!…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(5)

次の文章を英訳しなさい。途中の下線部には、ふさわしい内容を自分で考えて補い、全体としてまとまりのある英文に仕上げなさい。下線部の前後の文章もすべて英訳し、解答欄(約12cm×12行)におさまる長さにすること。(25点) 海外からの観光客に和食が人気…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(4)

さまざまなアプローチ 社会が変わることによって、その中で求められる能力も変わります。このことは人材育成を目的とする教育や入試の領域にもあてはまります。ロジカルノーツでは、京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】を「これからの日本社会の変化を見越した問…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(3)

「まとまりのある英文」 京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】について、下線部に「どういった日本語を補うか」を前回と前々回の記事では扱いましたが、今回からは全文を英文に直すことについて考えていきます。英語的観点に変わりますが、さまざまなアプローチの…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(2)

答は1つでない 2020年度の大学入試改革をどのように捉えるかは人それぞれだと思いますが、ロジカルノーツでは「論理的表現力」がますます重視されるようになる契機だと位置づけています。 www.logical-notes.com 論理的表現力が重視されるということは、どう…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(1)

特殊な和文英訳問題 京都大学2018年度(前期)の英語【Ⅲ】では特殊なライティング問題が出ました。この問題で要求される力を考えると、4技能時代の主流となる出題形式かもしれません。まず、問題を見てみましょう。 次の文章を英訳しなさい。途中の下線部に…

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