ロジカルノーツ - logical notes

2020大学入試改革!英語4技能と論理的表現のあり方を考察

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「たとえば」と「つまり」と「あるいは」

包含関係を意識 意味の範囲を気にすること。 これは表現の論理性を考える上で重要なことです。 現代文、特に評論文の問題に取り組む際には「どのような意味でその言葉が使用されているのか」をおさえる必要があり、それを考えるヒントが「意味の範囲」になり…

「志望動機」で伝えるべき情報

Instagramでも報告させていただいておりましたが、先日、看護系受験専門予備校トライアルゼミとのコラボ企画として「【看護学生限定】就活小論文講座」というイベントを行いました。 www.logical-notes.com その中で履歴書作成のアドバイスを求められること…

「対偶」を使って表現に論理性をもたせる

「逆・裏・対偶」 論理的表現について考えるために、少し「論理学」に触れてみましょう。 とは言え、特別専門性の高いものを扱うわけではありません。高校数学で習う「集合と論理」(数学Ⅰ)の単元の内容です。 「『A』ならば『B』」という命題に関連して、…

盛り上がること間違いなし!集団討論のレッスン案【あるカラオケ店へのアドバイス】

効果的な集団討論を たくさんの人が存在し、その考え方や感じ方がそれぞれ違っている。だから、世の中おもしろい。 これまでロジカルノーツではさまざまな記事を公開してきましたが、その根底にある考え方は共通しています。 いろいろな考え方や感じ方がある…

「自由英作文」には自由がない(2)

富山大学(医学部医学科)2018年度英語大問3 The following two stories (A) and (B) describe top athletes’ leadership displayed on their teams. Choose one of the stories and write a one paragraph English essay of about 200 words following the …

「自由英作文」には自由がない(1)

日本の大学入試で問われる英作文には大きく分けて2つの種類があり、いわゆる「和文英訳」と「自由英作文」に分けられます。前者はその名前の通り「日本語を英語に訳す」ことを求める問題です。そして、後者の「自由英作文」が昨今の大学入試において出題され…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(6)Q&A

以前の記事で「電子書籍の普及」に関するエッセイを扱いました。その内容に関して質問を頂戴しましたので、その回答もあわせて紹介させていただきます。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com www.logical-notes.com www.logical-notes.com www.logi…

センター試験2013(本試験)国語第1問(2)

「消去法」の使いどころ これまでの2回の記事で「『消去法』の欠点」をお伝えしてきました。 www.logical-notes.com もちろん、「消去法」には利点もあります。たとえば、表現の細部に目を向けて考えることになりますので、「正確な情報を選ぶ経験値が高まる…

センター試験2013(本試験)国語第1問(1)

「消去法」じゃない解き方 センター試験のような選択肢型問題においては、選択肢に書かれている内容を細かく分析し、「課題文と整合しない情報」が含まれている肢を消去する方法(いわゆる「消去法」)を武器に戦う人が少なくありません。 しかしながら、「…

「消去法」についての考察

「消去法」の発想 現代文の出題形式は大きく次の2つに分けられます。 記述型 選択肢型 現行のセンター試験など「選択肢型」では、「選択肢の表現を細かく分解し、課題文とのズレを確認する『消去法』が有効だ」と言われることも多いです。 仮に5つの選択肢が…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(6)

今回の記事が本シリーズの最終記事となります。扱った問題は1つではありますが、さまざまな観点からの説明をしてきました。中には「ちょっと違うんじゃないか」や「こだわりポイントが私とは合わない」といった感想もあるでしょう。でも、それでいいんです!…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(5)

次の文章を英訳しなさい。途中の下線部には、ふさわしい内容を自分で考えて補い、全体としてまとまりのある英文に仕上げなさい。下線部の前後の文章もすべて英訳し、解答欄(約12cm×12行)におさまる長さにすること。(25点) 海外からの観光客に和食が人気…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(4)

さまざまなアプローチ 社会が変わることによって、その中で求められる能力も変わります。このことは人材育成を目的とする教育や入試の領域にもあてはまります。ロジカルノーツでは、京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】を「これからの日本社会の変化を見越した問…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(3)

「まとまりのある英文」 京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】について、下線部に「どういった日本語を補うか」を前回と前々回の記事では扱いましたが、今回からは全文を英文に直すことについて考えていきます。英語的観点に変わりますが、さまざまなアプローチの…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(2)

答は1つでない 2020年度の大学入試改革をどのように捉えるかは人それぞれだと思いますが、ロジカルノーツでは「論理的表現力」がますます重視されるようになる契機だと位置づけています。 www.logical-notes.com 論理的表現力が重視されるということは、どう…

京都大学2018(前期)英語【Ⅲ】(1)

特殊な和文英訳問題 京都大学2018年度(前期)の英語【Ⅲ】では特殊なライティング問題が出ました。この問題で要求される力を考えると、4技能時代の主流となる出題形式かもしれません。まず、問題を見てみましょう。 次の文章を英訳しなさい。途中の下線部に…

ICU特別入学選考(4)小論文<Aカテゴリー>

カテゴリー別の書面 ICU特別入学選考には<Aカテゴリー>と<Bカテゴリー>があり、カテゴリー別に提出しなければならない文章があります。 <Aカテゴリー>:小論文 <Bカテゴリー>:自然科学分野の自主研究や理科課題研究の成果の要約 <Bカテゴリー>に…

ICU特別入学選考(3)自己活動歴と自己分析

まるで就活! ICU特別入学選考(AO入試)の大きな特徴として挙げられるのが、出願時に提出する「自己活動歴と自己分析」の書面。どのようなものなのかを確認してみましょう。 「自己活動歴と自己分析」 高等学校在学中に、学校の内外で比較的長期(少なくと…

ICU特別入学選考(2)入学願書

3つの話題 ICU特別入学選考では、Web出願システムに必要事項を入力して印刷する入学願書①のほか、志望動機などのエッセイを記入する入学願書②も提出する必要があります。 入学願書②では次の3つの話題についての記入が求められています。 ICUに入学することを…

ICU特別入学選考(1)出願時エッセイ

ICUのAO入試 大学入試では出願時にエッセイを提出しなければならない場合があります。大学によってその内容はさまざまですが、考えるポイントはある程度共通しています。 「出願時エッセイがどのようなものなのか」を考察する材料として有効なのが国際基督教…

出願書類の作成からテストが始まっていると考えましょう

出願時エッセイ 出願時に提出しなければならない書類にもさまざまなものがあり、その中にエッセイが含まれることも少なくありません。典型例として挙げられるのは「志望動機」と「自己アピール」に関するエッセイです。 各種ライティングテストとの違いを考…

「例示」で字数を調整するのがコツ

字数調整スキルの重要性 日本語小論文テストや英語ライティングテストにおいて、まず受験生が直面する問題は「字数を増やすこと」でしょう。一般的には、少なくとも制限字数の8割以上を書く必要があると言われています。 また、トレーニングを重ねるにつれて…

小論文問題の形式

出題形式 入試の小論文問題は大きく2つに分類することができます。 資料がない問題 資料がある問題 1つ目の「資料がない問題」の典型は「~について述べなさい」のように指示があるだけの「一行問題」と呼ばれるものです。英語ライティングテストで言えば、I…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(5)第4段落

前回はどちらかと言えば「量的」観点での議論を紹介しました。今回は「質的」観点で考えてみたいと思います。まずは【「電子書籍の普及」に関するエッセイ(1)】で示した<悪い例>の第4段落を確認してみましょう。 <悪い例>の第4段落 また、電子書籍が普…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(4)第3段落

立場を明確に区別する ある議題についてA説とB説の2つの立場があったとします。論述の際には、まず、この2つの立場を明確に区別する必要があります。 そして、言及したい情報がいずれの立場にとって有利なものなのかを考えなければなりません。 反対説の論拠…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(3)第2段落

読み方を1通りにしたい 「A、B。そうすると、C。」の読み方を考えたいと思います。表現形式だけを見ると、次の2パターンの解釈ができます。 ①「A→C」と「B→C」を合わせた表現 ②「A→B→C」の表現 ①と②の違いは「『B』がなくとも『A→C』の関係が成立するか否か…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(2)第1段落

区別する情報は何か 「電子書籍」に関するエッセイの中で、「紙媒体書籍」を比較対象とした記述があれば伝わりやすくなります。しかしながら、適切な比較対象を示したとしても、それだけで論理的なエッセイを作成できるわけではありません。 前回の記事で示…

「電子書籍の普及」に関するエッセイ(1)悪い例

今回は「電子書籍の普及」に関するエッセイの例を示します。そして、ロジカルノーツでは、これを「悪い例」として扱います。 電子書籍という「新しい書籍のあり方」が登場し、従来からの紙媒体書籍との競合関係が生じてきています。 「電子書籍の普及」につ…

論理的表現の基礎は「区別」の意識

高校学習指導要領の改定案 大きな社会変革の途上にある現在、数年先の未来ですら予測することが困難な状況にあります。 これからの人たちがどのような教育を受けて社会に出ていけばよいのか。この問題についての1つの答えが、先日、文部科学省から高校学習指…

「and」と「or」の論理

例文 「AとB」と「AかB」の違い。これは意図を正確に表現する上で注意すべきポイントです。細かいところなので、例文を用意しました。 ①:リンゴとミカンを買ってきてください。 ②:リンゴかミカンを買ってきてください。 考察 ①の発信者は「リンゴとミカン…

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