私は、キリスト教教会関係者として、イタリアに留学している。コロナウイルスのことで今は中国よりも目立ってしまった「イタリア」にいる。 3月15日は、Skypeを利用したロジカルノーツの読書会に参加することができた。このような形式の読書会はコロナウイル…
今年度、ロジカルノーツの記事も使って勉強していたYさんが関西学院大学教育学部(公募推薦入試)に合格。 グループディスカッションも課される少し特殊な入試です。こういった入試についての対策アドバイスを聞くことがあまりない受験生もおられると思いま…
【紀元前1700年までの商人】について考えたい。 自分たちの足で未開の地へ進み、文明のひろがり、そして大文明の発展に大きな影響を与え、貢献した【紀元前1700年までの商人】たち。いわば“文明のインフルエンサー”であった。その仕事は、我々の生きる現代社…
読書会「マクニールの『世界史』を読む」の第3回目の発表資料がイタリアから届きました。作成者は「とあるキリスト教教会関係者」さん。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com 今回の範囲は「中東のコスモポリタニズム 紀元前1700ー500年」で、次の…
2020年2月16日、読書会「マクニールの『世界史』を読む」の第2回目を実施しました。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com スケジュールの都合上、当日に参加できなかった方たちからの感想文が届きましたので、紹介させていただきます。 第2回目で扱…
けようです。 私は自治体職員として働きながら大学院で哲学を研究し、鷲田清一先生のもとで学びました。 www.logical-notes.com 今回、人生の中で「哲学」という学問に触れる意義について、私の思うところをお話しさせていただきます。また、哲学カフェを開…
2020年2月16日(日曜)に「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第2回目を実施しました。 今回の内容は、シュメル文明がどのような影響を及ぼしたのか。発表者は、ロジカルノーツAdministratorの鈴木順一。 www.logical-notes.com 以下では、鈴木の発…
自分の中になかったものを自分の中に取り入れること、あるいは、目を向けてこなかった自分自身に気づくこと。これが学ぶということだと思います。 進学、成績、就職、業務・・・こういった目的のために学ぶことの大切さを否定しません。むしろ、自分の人生を…
以前も書いたが、イタリア語を書く際に、その内容にこだわってしまうのが私の悪い癖なのかもしれない。テキストにある課題が面白くないと、書く気が起こらない。そこで、日本語の歌詞をイタリア語に翻訳してみようと思い、部分的にではあるが、試みた。 www.…
「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第2回発表資料が完成しました。 日時:2020年2月16日19時~21時 会場:コモンルーム中津(大阪市北区豊崎3-13-5 TKビル)3階貸会議室(和室) 図書:ウィリアム・H・マクニール「世界史(上)」(訳:増田義郎…
驚きの質の変化 イタリアに来て間もなく5ヶ月になろうとしている。最初の頃と比べて、驚きの質が変わったことを書いてみたい。 来て間なしの頃は、言葉がわからなくても「人々のふるまいの違い」に驚いていた。私の場合は、日本を基準に考えて、自分にとって…
先日実施した読書会【マクニール の「世界史」を読む】の第1回目では次のような発表を行いました。 www.logical-notes.com これについて、とあるキリスト教教会関係者から感想文が届きましたので、紹介させていただきます。 私はマクニールの「世界史」を「…
「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第1回目(シュメル文明以前)の参加者Aさんから振り返りコメントが届きましたので、紹介させていただきます。 図書:ウィリアム・H・マクニール「世界史(上)」(訳:増田義郎・佐々木昭夫)中公文庫(2008) …
2020年1月19日(日曜)に「【読書会】マクニールの『世界史』を読む」の第1回目を実施しました。 同じ言葉に触れたとしても、その読み方は人によって違います。 そして、その違いは、読み手の過ごしてきた時間が反映されたものです。 どのように感じたのか、…
新しいクラスになって 1月から新学期が始まった。幸い、上のクラスに上がることができたので、心機一転頑張っていきたいと思っている。 早速一日を終えて、今までとの違いを感じた。それは、使われる単語の量が増えているということである。さらに、クラスの…
2018年2月6日、ロジカルノーツをはじめました。まもなく3年目を迎えようとするのですが、この2年間でいろいろと状況も変わってきました。そこで、これまでの時間を振り返り、改めてロジカルノーツの目的について述べてみたいと思います。 ロジカルノーツをは…
ロジカルノーツの読者の皆様、はじめまして。 私はアパレルデザイナーをしています。「好き」を仕事にしています。これは自信をもって言えることです。 その話を書いてほしいとのご依頼があり、皆様の目にとまるこの文章を書かせていただいています。 フリー…
2020年、ロジカルノーツ主催の読書会をはじめます。 名称:マクニールの「世界史」を読む 図書:ウィリアム・H・マクニール「世界史」(訳:増田義郎・佐々木昭夫)中公文庫(2008) マクニールの「世界史」を少しずつ読み進めていく会となります。 第1回目…
(某予備校での休憩時間) 鈴木「おつかれさまです。時間もありませんので、用件だけ。先日のセミナーで監査法人の方が参加されたじゃないですか。その方が読書会をしてほし・・・」 吉崎「やりましょう!」 鈴木「そう言うと思った!でも、ちゃんと聞いてく…
2019年7月28日の記事「『事実と評価・意見の区別』が『協働』の基本 - 『報告・連絡・相談』~『ソラ・アメ・カサ』」の感想文が届きました。 www.logical-notes.com 銀行で研修を担当されている方からです。 学校などで「相手の立場になって考えよう」と言…
クリスマスイブですね。 ロジカルノーツでは、とあるキリスト教教会関係者の方に「とある教会関係者の言語学習体験記」と「イタリア特派員シリーズ」を寄稿していただいております。現在、この方は教会関係者としてイタリアで学んでおられます。 www.logical…
やるからには楽しくないと 書くことが増えてきた イタリアの語学学校の課題で「書く」ことが多くなってきた。 書く練習は学習の過程で必要なことである。「どのように言葉を並べるか」や「動詞や名詞、冠詞をどうするか」という文法的なこと、そして「書く内…
「男性と女性」を分け隔てない 英語には「politically correct」という形容詞、「political correctness」という名詞が存在します。日本語にすると「政治的に正しい、政治的正しさ」ということになりますが、「社会的に少数派の人々の人権に配慮した言動」の…
母語によって難しいポイントは異なる イタリアに来てから、「イタリア語はアクセントを大切にする」と度々言われてきた。ほとんど例外なく、一字一字の音を大切にするのが、英語やフランス語との違いだと思う。 www.logical-notes.com しかし、私はどこかで…
(ある日のディナータイム) 吉崎崇史(小論文講師)「最近は海外から観光に来られた方が増えましたねー。心斎橋の商店街を歩いていると、『すれ違う人のほとんどが海外からの観光客じゃないかなあ』と思う日が多いよ。先日、なんばでカレーを食べたんだ。そ…
イタリアから感想文が届きました。 「とある教会関係者の言語学習体験記」シリーズと「イタリア特派員」シリーズの執筆者からです。 www.logical-notes.com www.logical-notes.com 「最近のロジカルノーツの記事について、どうしても言いたいことがある」と…
イタリアの語学学校に通う人たち どんな国の人が何のためにイタリア語を勉強しているのか。 基本的に3ヶ月が1つのタームになっていて、カリキュラムはそれを踏まえて作られている。しかし、実際の受講生はその人の都合で9月だけ、9,10月の2ヶ月、10月からと…
2019年11月1日、萩生田文科相が記者会見を行い、英語民間試験の利用を延期すると発表しました。 本記事では、これまでの経緯をまとめ、今回の延期発表によってどのような変化が起こり得るのか、注目すべき点を示します。その上で、大学が独自で4技能評価と向…
(ある日のランチタイム) 吉崎:「とある教会関係者の言語学習体験記」シリーズはおもしろかったなあ。「ためになる」のはもちろんですけど、ひとつひとつの言葉の選択に優しさと強さがあって、さすがキリスト教教会関係者!って感じ。何度もシリーズ全体を…
「新聞を読んだらいいんじゃない」 小論文や面接のレッスン講師として活動しておりますと、「自習時間に何をすればいいんですか?」と聞かれることがたくさんあります。他の科目と比べ、「この教科書をやればいい」というものがはっきりしないからでしょう。…